停止距離と進路変更

運転手は危険を察知してからブレーキを踏み、そのブレーキの効きが生じて実際に車が停止するに至るまでの間に、相当の距離を走行することを頭に入れる必要があります。この距離は停止距離と呼ばれ、状況次第でさらに長くなってしまいます。例えば運転者に疲労が溜まっていると、危険の認知能力、判断スピードが劣化し、結果的に空走距離を伸ばしてしまいます。また濡れた道路を走行している時や重い荷物を運んでいる時は、制動距離が伸びてしまいます。因みに雨天時に擦り減ったタイヤで走行していると、停止距離が2倍になることも珍しくありません。天候や路面状態を考慮に入れ、適宜減速したり、車間距離を取ったりすることが求められます。

車を運転していると、進路変更を余儀なくされることがあります。その場合は、適切な方法とタイミングで合図をする必要があります。まず最初にしなければならないのは安全確認です。進路変更、転回、後退のいずれの動作においても、バックミラーや目視で周辺の安全を確認しなければなりません。十分に安全確認されれば、方向指示器で合図します。この際、不必要な合図は慎まなければなりません。進路変更が終わればすぐに合図を止めることが大切です。合図を行うタイミングは3秒前や30メートル手前を基準とします。合図の仕方は決まっており、方向指示器を使うか、若しくは右腕を車外に出して知らせます。

因みに合図として警音器を濫用することは禁止されています。危険を避けるために使用する分には構いませんが、徒に鳴らすのはマナー違反です。但し標識等で鳴らすように指示される場合がありますから、「警笛区間」に差し掛かれば適宜鳴らすように心掛けます。

こうした知識は教習所や合宿免許でも役立つはずなので、ぜひ頭に入れておいてください。

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